ニュージーランドがオーストラレーシア地域初の化粧品の動物実験を禁止した国となる#BeCrueltyFree キャンペーンにおいて節目となる出来事

ヒューメイン・ソサイエティー・インターナショナル


ウェリントン— #BeCrueltyFree ニュージーランドの2年間に渡るキャンペーンの末、ニュージーランドは増加する、残酷な化粧品の動物実験を禁止している進歩的な国の仲間入りに向けて、大きな一歩を踏み出した。ニュージーランド緑の党のモージョ・メーザーズ議員により提案された動物福祉法の改正案に近い法改正が可決され、ニュージーランド国内で化粧品の動物実験が二度と行われてほしくないというニュージーランドの消費者や化粧品企業の決断が反映された形となった。

この動物福祉にとって節目となる出来事に、ヒューメイン・ソサイエティー・インターナショナル(Humane Society International, HSI)New Zealand Anti-Vivisection Society及びHelping You Help Animalsにより率いられている#BeCrueltyFreeニュージーランドキャンペーンが大きく貢献した#BeCrueltyFree キャンペーンはメーザーズ議員と密接に協力し合い、ラッシュ、アンティポディース、 Wendyl’sKester Black等の複数の化粧品企業や、ミシェル・ラングストーン(テレビドラマ「The Almighty Johnsons )Sam Bunkall (テレビドラマ「Shortland Street)、ネットボールのチャンピオンのIrene van Dykeや、アンナ・コディントン、MC Tali、ティキ・ターネー、Flip GraterRosa DubBrockaflower及びクイーンの伝説のギタリストのブライアン・メイ等のミュージシャンを含む著名人からの支援を獲得した。意識調査においては、89%のニュージーランドの消費者が化粧品の動物実験の禁止を支援しており、100,000人が#BeCrueltyFree の請願書やe-カードに署名をした。

実験動物のために、このような勝利をつかみ取れるよう、ご支援をお願いします..

HSI#BeCrueltyFree キャンペーン・ディレクターのクレア・マンスフィールドは次のように述べている。「ニュージーランドの政治家が化粧品の動物実験の禁止を可決し、重要な第一歩を踏み出したことを嬉しく思います。動物福祉にとって、また思いやりのある消費者にとっては記念すべき瞬間で#BeCrueltyFreeキャンペーンにとっては大きな成果です。」

#BeCrueltyFree キャンペーンの働きかけにより、さらにオーストラリア、ブラジル、カナダ、台湾及びアメリカにおいて禁止の法案が検討されている。これらの国における働きかけも化粧品業界から動物実験を根絶するためのグローバルな取り組みの一部である。化粧品の動物実験では、鎮痛の処置を行わないまま、大量の化学物質をウサギやモルモット等の動物の目に点眼したり、皮膚に塗布したり、強制的にのどに流し込んだりする。改正動物福祉法では、化粧品の完成品や化粧品のみに使われる原料に対する動物実験が、ニュージーランド国内全域で違法になる。今回の禁止では、化学物質関連の法律やその他の規制体制において同時に規制されているいわゆる「二重用途」の原料は適用外であり、また海外で動物実験された化粧品の輸入販売も制限されないため、これらの抜け穴に対応することが#BeCrueltyFreeの次の目標となる。

#BeCrueltyFree ニュージーランドのスティーブン・マンソンは次のように述べている。「これはニュージーランドにとって、化粧品の動物実験から遠ざかるという国際的な動きに追い付く、プラスとなる一歩です。次の段階として、政府が、動物実験が実施された化粧品の輸入販売を終わらせてくれることを願います。そうすることにより、世界中で化粧品の動物実験を終わらせる動きにおいて全面的に役割を果たすことができます。」

以上

問い合わせ:

 

Learn More Button Inserter