日本の消費者は、オンラインのBe Cruelty-Free の誓約に署名することにより、化粧品の動物実験の廃止への支持を表明することができる. Adam Gault/Getty Images 東京 — 日本の化粧品ブランドのミス・アプリコットが、ヒューメイン・ソサイエティー・インターナショナル(Humane Society International, HSI)の化粧品の動物実験を終わらせるためのキャンペーンである、Be Cruelty-Free 思いやりのある美しさキャンペーンへの支援を表明する初の日本企業となった。 Cruelty-free (動物に苦痛を与えない)かつビーガン(動物由来成分が入ってない)対応の商品を作っているミス・アプリコットは、日本において、化粧品の動物実験における法的規制がない現状について、オンライン・メディアやソーシャル・メディアを活用しつつ消費者の意識の向上に貢献することになり、ラッシュやバリーエム等、グローバルにキャンペーンを支援する企業の仲間入りを果たすこととなる。 ミス・アプリコットの松原香苗 代表取締役は次のように述べている。「動物、人、そして地球への優しさはミス・アプリコットの理念の根底にあるので、Be Cruelty-Freeジャパンはそれにぴったりのキャンペーンです。動物実験は動物に苦痛を与えるものですし、信頼性が低い試験方法なので、消費者にとっても決して良いものではありません。動物実験をしていなくても、日本古来より使われ効果が確認されてきた植物エキスや、伝統的にスキンケアやヘアケアに効果を発揮してきたハーブなどの植物の力を借りて、安全で効果の高い製品を作っています。日本における化粧品のための動物への残虐な行為に終止符を打つべく、我々のお客様も、Be-Cruelty Freeを熱心にサポートしてくださると思います。」 松原によると、1989年に設立されたミス・アプリコットは、環境に優しく、全ての命を尊重するという理念を持ち、設立時から動物実験を実施していない。市民団体のcruelty-freeな化粧品に対する要望を受けて、日本で初めて「動物実験していない」化粧品会社として設立に至った。設立当初から発展し、現在、ミス・アプリコットの製品は、日本全国のオーガニック商品を取り扱う店舗等で販売されている他、オンラインでも販売している。...