本日、「動物実験しない化粧品法(法案 S-214, Cruelty Free Cosmetics Act) 」が、圧倒的な支持のもと、元老院の第二読会を通過し、法案を提出したキャロリン・スチュワート・オルセン元老院議員と、法案の提案者であったヒューメイン・ソサイエティー・インターナショナルカナダ(Humane Society International/Canada, HSI)とAnimal Alliance of Canadaの二団体により、この歴史的出来事が歓迎された。法案は、今後さらなる審議のために元老院の社会問題・科学技術委員会に送られる。
スチュワート・オルセン議員は次のように述べている。「これは、カナダにおける化粧品の動物実験を終わらせるための重要なステップで、これにより、目標に一歩近づくことができました。この重要な法案を可決させるために、同僚である元老院の議員の皆様と共に取り組むことを楽しみにしています。」
法案S-214の第二読会は、法案の提出からちょうど一年経過したタイミングで行われた。この法案が可決されれば、カナダにおける化粧品の動物実験の実施と他国で新たに動物実験された化粧品とその原料の販売が禁止される。
HSIカナダのキャンペーン・マネジャーのアヴィヴァ・ヴェッタ-は次のように述べている。「カナダを#BeCrueltyFree(動物実験しない)にする過程において、今日という日は重要な一日となりました。欧州連合(EU)、イスラエル、インド、ニュージーランド、台湾を含む、35の主要な市場がすでに動物実験の実施と販売を禁止する法令を実現しており、カナダも仲間入りする時期が来たと思います。」
Animal Alliance of Canadaのディレクターのリズ・ホワイトは次の通り付け加えた。「これは、カナダにおいて化粧品の動物実験を終わらせることに向けたとても喜ばしい一歩です。この時代において、化粧品のために動物を犠牲にすべきではありません。新規化粧品の安全性は、既存の原料を使用したり、動物を用いない試験方法で担保できますし、多くのカナダ人は残酷な化粧品の動物実験に終止符を打つことを支持しています。」
問い合わせ:
Christopher Paré – 事務局: 514 395-2914 /携帯: 438 402-0643、
e-メール: cpare@hsi.org
#BeCrueltyFree は、世界中で化粧品の動物実験と動物実験された化粧品の商取引を終わらせるための歴史上最大のキャンペーンで、オーストラリア、ブラジルを含む中南米、カナダ、中国、欧州連合、インド、日本、韓国、ニュージーランド、台湾及びアメリカで展開しています。#BeCrueltyFree カナダは、ヒューメイン・ソサイエティー・インターナショナルとAnimal Alliance of Canadaのパートナーシップのもと展開されています。(ウェブページ — becrueltyfree.ca)。「動物実験しない化粧品法(Cruelty-Free Cosmetics Act)」は、2年間にわたる#BeCrueltyFreeキャンペーンの後、キャロリン・スチュワート・オルセン議員により12月10日に提出されました。